5月25日、「LEICA Digital Scaling Project」趣旨説明と細倉鉱山住宅視察のため、宮城県栗原市に伺いしました。
東北新幹線・くりこま高原駅で宮城大学・中田千彦氏と合流、栗原市役所へ。
栗原市役所では今回の「LEICA Digital Scaling Project」設立のあらまし、今後の計画を伝え、ご理解いただきました。
昼食後、細倉鉱山住宅へ向かいます。
細倉鉱山住宅は昭和初期に建設されたもので、鉱山職員が生活していました。
約100m×70mの敷地に木造平屋建ての住宅が並んで建っています。
2年前の岩手・宮城地震では殆ど被害が無かったらしく、市役所担当者の方が驚いていました。
映画「東京タワー」のロケ地として有名になり、撮影用セットが所々に残っています。
建物は所々傾いたり傷んではいますが、レーザー距離計での実測は問題なく行えそうです。
現地を見ることで「LEICA Digital Scaling Project」の新しい可能性が見えてきました。
細倉鉱山住宅の他の写真はこちら
GoogleEarthデータはこちらからダウンロードしてください。
視察後は宮城大学に移動し、「LEICA Digital Scaling Project」で使用するLeica DISTO™ D8 の説明会を行いました。
ライカ ジオシステムズ・赤池氏によるボードを使用した解説は分かりやすく、実際にLeica DISTO™ D8 を使用する学生の方々や中田氏は、複雑な機能を解説を聞きつつ操作していました。
これからフィールドワーク本番に向け、様々なシミュレーションが行われていきます。
今日はその第一歩でした。
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