2010年10月23日土曜日

10月21日 ゼミ内エスキス2

こんにちは。
測量ガールBです。

21日に中田先生によるエスキスを行ないました。
今月8日に続き2回目です。

エスキスには前回に引き続き立面化の作業を行ない、残りの棟を完成させて望みました。

















(エスキス風景)


                       











(今回作成した立面)



エスキスでは引き出し線に写真の時間情報を入れたレイヤーを作成し、適時表示できるようにするとよいというアドバイスを頂きました。

また、作業を行なうなかで出てきた問題点(屋根の角度や建物写真・長さ情報の不足など)を各自チェック、リストアップし、その上で再度現地へ向かう事にしました。
時期は11月初旬を予定しています。夏とは違った表情の栗原に出会えるのが楽しみです。
立面上でもその移り変わりを表現できたらと思います。

一通りの立面が出来上がり、作品に迫力が出てきました。
皆さんにお披露目できる日が待ち遠しいです。


それでは、また

2010年10月13日水曜日

細倉&フィールドワーク動画紹介

細倉鉱山住宅フィールドワークの様子の動画をYouTubeにUPしました。

2010年10月9日土曜日

10月8日、ゼミ内エスキス

こんにちは。

立面化作業の報告です。

昨日8日、学生と中田先生によるエスキスを行いました。
エスキスは、現状で制作していた立面図を元に行いました。
















今回は1/30スケールの立面図を制作しました。
大きさにして、594mm×2600mmです!



実際の図としてはこのような感じです。







以下、エスキスのログです。

・屋根の表現をどのようにするか。現状では、コピペか一部を切り取って引き延ばしている。
→立面図としての正しさを保ちつつも実測写真としての性格も生かす。コピペと引き延ばしの中間の感じが理想的。現状ある写真でもう少し検討してみる。

・塀の後ろの建物の写真情報が少ない。隠れてしまっている場所もある。
→ひとまず全ての立面を完成させて、足りない情報を整理する。足りない部分は更新していくことを前提として、いつかのためのキャンバスとして空けておく(残念じゃない程度には埋める)。その上でもう一度栗原へ行く必要性もでてくる。

・棟と棟の間の背景について。どのような背景、情報がふさわしいのか。
→山や木は季節として合宿当時と変わっていてもよい(その都度その都度のベストに重ねていけるのがこの立面図の面白い部分なのでは)。横の時間軸(通りに沿って順々に撮影している)と奥行き方向の時間軸(レイヤーとして後から付け足された部分)が生まれる。「デジタル絵巻物」「4D絵巻物」

・実測、建物撮影→立面化というこのプロジェクトの意味とは
→立面図としての建築的な正しい情報+細倉住宅群の街並の再現という二つの意味合いを持つ。ただの立面図、ただの街並写真とは違う良さがあるはず。
 その瞬間(季節、時間帯など)を切り取る。ここにこのプロジェクトの価値が生み出せるのでは。リアルタイムな情報を更新していける。

・今後の進め方について
→残りの立面図を完成させつつ、屋根と背景建築の壁面の表現をどのようにするか、不足している情報はどの程度あるのかを整理する。状況によって再度栗原に。
 立面図に関しては、なるべくナチュラルなビジュアルを残す。写真つながっている感はひとまずあってよい。(いつでも加工できるので)写真の上下のでこぼこ感も残したまま、天と地の面を揃えなくてよい。
 背景の木、山、空はすごくきれいな瞬間を収められるといい。(霧がかった瞬間を撮ってごまかすのもあり?)
 建物の歪みなどの補正はケースバイケース。建物としておかしい場合は補正(建具の水平など)、そうでないときはそのまま。


以上です。

内容として被っている部分もありますが、エスキスで話題になったことをできる限り網羅しました。

何かありましたら、ご意見等お願いします。

2010年10月7日木曜日

細倉住宅デジタル化、進行状況の報告

こんばんは。
測量ガールです。
現在は、数字の図面化したものと、写真を合成したものを、合わせる作業に入っています。

前回の写真を合成したものに比べて、立面図のような合成写真になっています。

作業を進めるうちに、難しい点がわかってきました。
・もともと、写真の視点の位置が屋根を見上げているため、瓦屋根の写真の復元が難しい
・後ろの住宅の壁面の復元

写真を細かく、図面情報に合わせていくのは、なかなか困難な作業です。

今夜は徹夜でがんばります!!

2010年10月5日火曜日

細倉住宅デジタル化、進行状況の報告

こんにちは。
現在、宮城大学では、栗原の実測にて計測した数字の図面化とその時に撮影した写真の合成の作業に入っています。

数字の図面化はほぼ完成し、写真の合成作業が中心になっています。


上の写真が粗く合成した写真です。この合成写真をベースとして、今後は

・寸法を合わせる
・ディテールを上からは貼り重ねる
・細かいズレの補正

を行っていきます。


想定外の問題も発生したりしていますが、探り探りでなんとか前に進んでおります。

この先も進め方を模索しつつ写真とにらめっこしていきます!


以上、現状の報告でした。