2010年5月24日月曜日

KENCHIKU編集部 オープンハウスでD5を使ってみた

5月21日、小泉アトリエのオープンハウスにてD5を建築家の方に実際に使ってもらいました。

オープンハウスを行った住宅は、環境住宅。この日は、5月とは思えないくらい気温が上がり、うなだってしまうような夏日。そんな暑さに関わらず、風が通り心地良い温度の室内、そんな快適な環境の中で早速D5で室内を測定してもらいました。


まずは、天井を測定。

D5を床に垂直に置き「ON」ボタンを『Push』

出てきた数値と図面の数値を見比べるとmm単位まで、数値が一致。

D5の測定機能も勝ることながら、工務店の技術力に「すごい!!」の一言。



次は、傾斜のついた天井部分を測定

まずは、低い方の天井を測定。

壁際にD5を置いて「ON」ボタンを『Push』

出てきた数値を見ると・・・設計図面と全く違う数値が・・・。

「なぜ…」と思いつつレーザーの位置を観てみると、壁にレーザーがかすめてる・・・。

これが原因で正しい数値が出なかった様。

どうやら、壁際は床置きの測定は向かないみたいです。





測り方を変えピタゴラス機能を使い3点で測定。

壁に沿って「天井」→「水平部分」→「床」とレーザーを

今度は、図面と同じ数値がでました。

壁際はピタゴラス機能の方が向いているようです。






その他にも、窓周りやキッチンなどの測定もして頂きました。

D5を実際使ってみて、【長い距離の測定でも一人で測定ができる】・【測定が素早くできるため、リフォームなど時間をあまりとれないときの測定時】は便利だとのことでした。

建物の外観はこちら


3 件のコメント:

  1. 今回の測定場所は斜め天井があるので
    天井の長さを測ってみるのもいいと思います。

    斜め天井は、トラペーズ測定が便利です。

    傾斜部の長さ、角度、及び、壁の面積も測定が可能です。
    方法は2通りあります。
    1) 3辺測距結果から算出
    2) 2辺の長さと角度から

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  2. 造作大工さんのお話では、0.1mm単位で調整ができるそうです。
    Leica DISTO™ D5 (D3, D3a, D8)も、0.1mm単位で測距結果を表示できます。(Menuで設定します。)

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  3. 今回は、測定をやり逃してしまいましたが、
    細倉鉱山住宅は、瓦の斜め屋根が目立ったので、
    外観からの測定にはトラペーズ測定が活躍しそうですね。

    細倉鉱山住宅の測定の前に、トラペーズ測定とより精度を上げた測定をレポートしたいと思います。

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