5月21日、小泉アトリエのオープンハウスにてD5を建築家の方に実際に使ってもらいました。
オープンハウスを行った住宅は、環境住宅。この日は、5月とは思えないくらい気温が上がり、うなだってしまうような夏日。そんな暑さに関わらず、風が通り心地良い温度の室内、そんな快適な環境の中で早速D5で室内を測定してもらいました。
まずは、天井を測定。
D5を床に垂直に置き「ON」ボタンを『Push』
出てきた数値と図面の数値を見比べるとmm単位まで、数値が一致。
D5の測定機能も勝ることながら、工務店の技術力に「すごい!!」の一言。
次は、傾斜のついた天井部分を測定
まずは、低い方の天井を測定。
壁際にD5を置いて「ON」ボタンを『Push』
出てきた数値を見ると・・・設計図面と全く違う数値が・・・。
「なぜ…」と思いつつレーザーの位置を観てみると、壁にレーザーがかすめてる・・・。
これが原因で正しい数値が出なかった様。
どうやら、壁際は床置きの測定は向かないみたいです。
測り方を変えピタゴラス機能を使い3点で測定。
壁に沿って「天井」→「水平部分」→「床」とレーザーを
今度は、図面と同じ数値がでました。
壁際はピタゴラス機能の方が向いているようです。
その他にも、窓周りやキッチンなどの測定もして頂きました。
D5を実際使ってみて、【長い距離の測定でも一人で測定ができる】・【測定が素早くできるため、リフォームなど時間をあまりとれないときの測定時】は便利だとのことでした。
建物の外観はこちら
今回の測定場所は斜め天井があるので
返信削除天井の長さを測ってみるのもいいと思います。
斜め天井は、トラペーズ測定が便利です。
傾斜部の長さ、角度、及び、壁の面積も測定が可能です。
方法は2通りあります。
1) 3辺測距結果から算出
2) 2辺の長さと角度から
造作大工さんのお話では、0.1mm単位で調整ができるそうです。
返信削除Leica DISTO™ D5 (D3, D3a, D8)も、0.1mm単位で測距結果を表示できます。(Menuで設定します。)
今回は、測定をやり逃してしまいましたが、
返信削除細倉鉱山住宅は、瓦の斜め屋根が目立ったので、
外観からの測定にはトラペーズ測定が活躍しそうですね。
細倉鉱山住宅の測定の前に、トラペーズ測定とより精度を上げた測定をレポートしたいと思います。