前回ご紹介したD8のチルトセンサーを使った間接測定を使って
今回は、部分高の測定方法をご紹介します。
デュアルチルト測定では下→上の2箇所の長さ、角度を測定するだけです。
まずは、部分高(赤いライン)の長さを真下から直接測ります。
減算機能を使って測定します。
1. 床から、a までの距離を測定
2. 「-」キーを押すと引き算が可能
3. 床から、b までの距離を測定
4. 「=」キーを押すと画面上にa-bの長さが表示される
0.177mと出ました。
では、早速デュアルチルト測定で測ってみます。
デュアルチルト測定を呼び出し、まずはb の位置を測定します。
この時、本体は距離と角度を測定しています。
次にa の位置を測定します。
この時、本体は角度のみを測定しています。
結果は0.176mでした。
今回も三脚(Leica TRI 100)とアダプター(Adapter LSA360)を
使用した為、いい数字を出すことができました。
この測定方法を使って建物の窓の寸法の見積時など
直接測定が困難な場所も測定することができます。
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