今回の実測では、震災と津波で甚大な被害を受けた集落のあった低地の現況を実測し、今後の復興に役立てようというものです。
まず、宿泊先の民宿で作戦会議。
ながしず荘前に測量機のLeica Builderを設置。
測量をはじめる前に基準点を決め、Builderの場所を設定します。
基準点はBuilderを移動した際に、実測ポイントを合致させるための重要なポイントです。
測量開始です。
実測は事前に設定した観測ポイントに沿って行いました。
観測ポイントは長清水を20mごとのグリッドに区切り設定しています。
観測ポイントを求めて山の中に入っていきます。
作戦会議。
ポイント間の距離の実測にはレーザー距離計のLeica DISTOを使用しました。
DISTOのレーザー反射を良くするために、白いもの(紙やタオル、洋服)に反射させ観測ポイントを実測します。
観測ポイントではプリズムを持ち、Builderからプリズムまでの距離と高さを測りました。
林の中にプリズムがあります。
奥からBuilder、DISTO、プリズム。
長清水にボランティアに来ていた方々に、昼食のバーベキューをご馳走して頂きました。
実測範囲は幅約300m×奥行約800mと長清水集落のほぼ全域になりましたが、DISTOとBuilderを使用することで、スピーディに実測することが出来、3日間でほぼ全域を実測することが出来ました。
実測したデータはDXFファイルに変換されCADで見ることが出来ます。
CADデータは後日UP致します。
フィールドワークの写真はこちら
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